こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
Microsoftが販売しているパソコン「Surface Pro」は、Windows OSをタブレットで利用できるとあって愛用している人も多いのではないでしょうか。薄型軽量かつ洗練されたデザインで、仕事でもプライベートでも使いやすい機種です。しかし、ノートパソコンのように異音がするというトラブルが起きることもあり、悩まされている人もいます。この記事ではSurface Proから発生する異音の原因や解決策を紹介していきます。
Surface Proの静音性
Surface Proのユーザーからは、「音が気になる」「異音が発生する」という意見が出ることがあります。なるべく静かなパソコンを使いたいという人にとっては、気になるポイントではないでしょうか。CPUにCore i5を搭載したSurface Pro 6の場合、起動音の大きさは約20dbというデータがあります。20dbといえば、人のささやき声や木の葉がふれあう程度の音です。オフィスや自習室といった静かな場所でも、気にせず使えるレベルでしょう。
Core i5を搭載したSurface Pro 6には、音の原因となる冷却ファン(扇風機の羽根のような部品)が搭載されていません。そのため静音性が高く、場所を選ばずに使えるというわけです。ただし、さらに高性能なCore i7が搭載されたモデルには、CPUの負荷を抑えるために冷却ファンが搭載されています。ファンがついているモデルはどうしても駆動音が大きくなりがちで、静かな場所で使うと気になるかもしれません。後続機のSurface Pro 7も、Core i3および Core i5のモデルはファンレスですが、Core i7モデルにはファンがついています。静音性を重視するのであれば、Core i3もしくは Core i5のモデルを選ぶといいでしょう。
Surface Proの異音に多いのはファン
ファンからの異音を抑える簡単な方法
ファンから発生する異音を押さえるためには、送風口のホコリを取る、パソコン本体を冷却するといった解決方法のほかに、一時しのぎではありますが電源の設定を変更するという方法もあります。簡単にいうと、パソコンのパフォーマンスをわざと低下させて内部の温度を下げ、ファンを使わないようにするというわけです。設定方法はまず、画面左下のWindowsアイコンを右クリックして「電源オプション」を選択します。現在設定中のプランの「プラン設定の変更」をクリックし、「詳細な電源設定の変更」の画面を開きます。「電源オプション」を選択すると「電源とスリープ」の画面が開く場合は、右側にある「関連設定」から「電源の追加設定」をクリックしましょう。「電源プランの選択またはカスタマイズ」の画面になり、「プラン設定の変更」がクリックできます。
「電源オプション」のウィンドウが出てきたら、「プロセッサの電源管理」の中の「システムの冷却ポリシー」を「パッシブ」に変更します。「バッテリ駆動」と「電源に接続」で分かれている場合はどちらも「パッシブ」にしておきましょう。「パッシブ」というのは、ファンを動かすより先にCPUの処理速度を落とて冷却するモードで、ファンの音が気になるときに設定すると効果があります。さらに、「最大のプロセッサの状態」を100%未満に下げておくとより確実です。ただし、この設定にしている間はパフォーマンスが犠牲になるため、ゲームなど重めのプログラムを動かすには難がある可能性があります。
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